「覚悟の人」からもらったもの

かごフェス(放課後元気っこフェスティバル)のために作られた「かご本」

放課後や休日の余暇サークルや障害児学童の紹介

障害のある人がかかわる会の紹介が主な内容の冊子。



その中にいろいろな方からのメッセージが寄せられていましたが、

どうしてもここに載せたいなと思った文章があったので読んで下さい。

無断で掲載していますがお許し下さい。





                「覚悟の人」
       ~愛する人のために人生を捧げ、闘う親御さんたちへ~

高柳保男 (放送作家 KBS京都「ふれ愛さんか~いきいき福祉~」取材・構成担当)


 世の中には、社会の流れを変える人がいる。その多くは、地位や権力とは無縁の名も無き人たち。彼らに共通するのは「覚悟」である。愛する者のためには、一歩も譲らない、否、譲れないとう「決死の覚悟」

 「いきなり社会を変える!」と言えば、大袈裟に思う人がいるかもしれない。しかし、そんなことは決してない。社会の多くのルールは、先人たちが地道な努力の果てに勝ち取ったものだからである。そこにはいつも覚悟の人がいた。時に覚悟のよりどころは、我が子だったり、親兄弟だったり、最愛の配偶者だったり。いずれにせよ、かけがえのない人が身近にいるからこそ湧き上がる無限のパワー。それは決して、表層の理念や安易な共感によって真似できるものではない。
真似はできないけれど、たったひとりの「覚悟の人」がいれば、思いは伝わる。たとえ十分の一、百分の一ずつでも、その思いは多くの人に伝わって、やがて社会の流れは変わる。

 たとえ、どれほど大きな逆流が渦巻いていても、また、遅々としてすすまぬ汚泥に満ちた淀みがあったとしても・・・・
 そこには、常にひたむきで、途方もなく謙虚な「覚悟の人」がいた。

 さて、私たち大人の責務とは何か。次の世代を担う人たちを育てること。子孫に託せる確かな社会を残すことだと私は思う。そのために、何ができるかを問い続けていくのが大切なことだ。
 しかし、思い通りにいかぬのも憂き世の常。社会の矛盾や不条理に直面し、途方に暮れて力も失せた時、私を勇気づけ、奮い立たせてくれるのは、いつも覚悟の人たちだ。

 様々なハンディのある我が子を思い、真摯に前だけを見つめ、歩み続ける親たちの愛を知る時、おのれが直面する壁の、なんとちっぽけなものかに気づく。
 私の心に活を入れてくださった「覚悟の人」は、京都市内だけでも数をあげればきりがない。そして、みなさん名も無き人たちだ。

 だから私にできるのは、そんな、力強い信念の持ち主を、ささやかながら応援し続けていくこと、くらいである。覚悟の人に出会え、元気をいただけたことに感謝しつつ。








自分は「覚悟の人」にはまだなれていないかもしれない。

でも真摯に前だけを見つめ歩み続けたいといつも思っている。

そして、自分に何が出来るのか

何をすべきか、いつも問い続けている。


私にそのパワーをくれているのは紛れもない最愛の息子の存在であり

ともに歩んでいる母たち、そして出会ってきた多くの人たち・・・・。


でも、母も時々パワーを失う。

迷って悩んで、何もしない方が楽なのかもしれないと思う時もある。

自分の中にもこの頃は少しそんな気持ちがあったような気がする。


だけど、高柳さんの言葉を読んで「やっぱり私は悔いのないように歩み続けたい」と思った。


自分の小ささも、自分のおろかさもよくわかっている。

だけど、それでもやっぱり私は歩き続けたい。



そして、前を向いた時、今何をすればいいのか、これから先どうしたいのか

自然と見えてきた。



まだお会いした事はないけれど、高柳さんありがとう、

あなたの言葉でいろいろなものが吹っ切れました。




今、また前を向いてまた歩き始めています。






ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

なるほど(納得、参考になった、ヘー)

この記事へのコメント

2007年03月04日 02:16
「覚悟の人」とても心打たれる内容ですね。
私は、息子の障害がわかったばかりで、もがくことしか出来ません。でも、りょうママさんから、すばらしいパワーをもらいました。
本当に、うれしかったです。
今はまだ何もできませんが、私もいつか自分に出来る「何か」を探して、出来るようになりたいと思っています♪
りょうママ
2007年03月04日 05:34
☆あんこさん☆
私から見たらあんこさんはとても落ち着いていますよ。
私はもっとあがいていたような気がする。
だからきっと自然態で、あんこさんに出来る「何か」を
探せる気がする。ず~っと続けていける大切な何かを・・・・
今は家族と自分の事を大切に過ごして下さい。
yasu
2007年03月16日 00:40
りょうママさま。拙文を読んでいただき、そのうえ、お誉めの言葉を
いただき、ただただ「ありがとうございます」の一語。
高柳といいます。
「かごフェス!」当日は、終日会場におりました。館内で、すれ違っていたかもしれません。
文筆を生業としているにもかかわらず誤字などあり、恥ずかしいったらありません。
「ふれ愛さんか」では、かごフェス!の模様を、3月18日、25日、
4月1日、8日に放送させていただきます。
先ほど、前編の編集を終えて帰宅しました。
編集後にいつもながら感じるのは、「ああ、失敗!。もっとよくできたのに・・・」です。毎回、次回こそはがんばろう!と、へこみまくりの自分を慰めております。続く。



yasu
2007年03月16日 00:40
さて、拙文の話に戻ります。この番組を担当させていただいて、もうずいぶんになりますが、取材させていただいたすべての方からいただいた元気を、まとめさせていただいたに過ぎません。激励文のお話をいただいた時は、ボランティアの方への応援メッセージをという依頼でした。しかし、どうしても書けませんでした。「表層の理念や安易な共感によって真似できるものではない。」そんな私が書きたい人は他にいる!という確信があったからです。事務局長の津村さんにお願いしてわがままを通させていただきました。
読んでいただいたこと、深く感謝いたします。おわり。
りょうママ
2007年03月16日 09:29
☆yasuさん(高柳さん)☆
ご本人にコメントをいただくなんて思っていなかったので
とてもビックリしました。嬉しいです。
「覚悟の人」をあの時読む事が出来た事は
私にとってとても大きな意味がありました。
どんなに強い意志を持って動いていても
やはり人間は弱いものです。迷い、悩み、後ろを向いて歩いてしまう事もあります。そして、また考え直して前を向いて・・・・
その繰り返しなのでしょうけど、全ての言葉にそっと背中を押していただいた気持ちになりました。
高柳さんのようにいろいろな方達が背中を押してくださる事で
私達が進んでいけるのだと実感しました。
かけがえのない子どもの為に、そして一緒に過ごす友達の為に
自分自身の為にこれからも頑張ります。
「ふれ愛さんか」楽しみにしています。これからも応援して下さい。

この記事へのトラックバック